今期のトリックスター総括とCSレポ

望月です。今期はたぶんもうCSに出ないので、振り返りと直近のCSのレポを兼ねて書きます。

昨日はひつじCS(東京)に参加して、6-2の3位で来年(と一応今年)のはっちグランド権利を頂くことができました。来年大阪に行けるのが楽しみです。

 

今期は前期からそのまま引き継いだような環境にガンドラワンキルや魔術師が入り込んできたほか、剛鬼の基本展開がソードトラゲから6ハンに移行したことがトリックスター的には重要な変化でした。

今期最序盤は後手型を握っていましたが、まだこの頃は魔術師も今ほど数がおらず、剛鬼よりもGSリンクが多かったため、本来苦手とする閃刀姫に鬼強く展開系のEXリンクもさくっと捲れるプランとして環境に適応できていたように思います。

魔術師に一生勝てないしハンデスはされるしでこの辺で後手プランは厳しいなと判断し、次はGSリンクにトリックスターロータスを混ぜた先攻ワンキル/EXリンク型トリックスターを握っていました。あまり試合数を重ねられず結果は出ませんでしたが、我ながら面白いプランだったとは思っているので機会があればまた試したいですね。

 

そのような折、10月中旬のSASTで3枚積める強欲な壺が爆誕しました。当初はいうてケルビーニ飛んだら一生ライフ取れんし採用はないわな…くらいの感想でしたが、各地でちらほらボーダー金満御前メインのトリックスターが結果を残しており試さないわけにはいかなくない?と思って試したら超強かったです。そんな感じで参加したひつじCSのレポはこちら↓(覚えてる範囲で)

 

 

一回戦 魔術師 後〇×〇

サイコロ負けて死を覚悟するも気合でライフ取って勝ち。

つよつよ盤面組まれて普通に負け。

3本目、魔術師相手には選択権ある場合ほぼ必ず後手を選択。

理由①魔術は先でも後でも強いので、どうせ相手が強いのであれば1枚多く引けた方がワンチャンある。

理由②先の試合で御前や神罠を見せた場合、魔術師側は後手になる可能性が少しでもある限り、元々有利な対面であるトリックスターに対する細い負け筋になりうる罠をケアできるカードを積まざるを得なくなる。

つまりリブートやツイツイがその役割になるが、初動カツカツの魔術師がその手合いのカードを先攻で握るというのはそれだけで大幅な事故リスクになりうる。

魔術側が選択権ない状態でリブートツイツイを何枚入れるかは相手の理解度とプランによるところだが、完全先渡され読みの割り切ったサイチェンをしない限り魔術師の先手事故率はトリックスター側がタコ増しする誘発と相まって高いものになる→よってトリックスターが苦手な魔術師を倒せる有力なプランになる。

そんな感じでサイチェンしてプランが奏功して勝ち。

 

二回戦 オルターガイスト 後〇×〇

緩めの盤面でターン来たのでキャンディナからタコ殴りスタート。マンジュに貰ったGに追いマンジュで相手のドローをバーンに変換してジャスト8000とり。

2本目しっかりマウント取られて負け。

3本目、9割負け確の盤面まで持ち込まれるも2本目が長かったこともありETでギリギリ耐え。試合には完全に負けてたと思われます。

 

三回戦 閃刀姫 先〇×〇

不利なマッチアップではあるがトリックスターの対姫は基本的に罠対マルチのマウントの取り合い。マルチ通したら負け、相手の後続途切れさせたら勝ちというのが基本構造です。

今回思いつきで入れた虚無が機能した試合などはしっかり上から叩けて勝ち、一度回り始めた姫にはアド差的に絶対追いつけないのでそういう試合は負けです。

パンクラにパンクラぶつけてマウント取り返したりしたのは熱かった。

 

四回戦 閃刀姫 後××

今回のCSは剛鬼魔術師が増えて姫が減る読みでプラン組んだので、思いのほか分布があってきついな踏みたくないな…と思ってたら2本連続。上のツイートにもあるようにトナメでもう一回踏みます。

1本目はマルチになすすべなく負け。

2本目、先渡して相手エンゲージ2枚含むパワー手札を構築。一方こちらもリンカネを素引きしており、見えてないコレで全部流すほかないと思いうらら撃ちたくなるように立ち回るもしっかり我慢されスタンバイリンカネ開陳にうららで対戦ありがとうございました…

 

3-1でもオポ落ちが発生するらしく、落とした4本目が階段だったのでヤバいんちゃうか…と思いひたすら祈りを捧げたところ耐え。めちゃくちゃ安堵してトナメへ。

 

トナメ一回戦 魔術師 先〇〇

今日不利対面多すぎてつらい…となりながらも覚悟を決めてスタート。

先攻トリスタ+伏せ。相手の展開をグダらせつつ上にハリ出た所で御前オープン。

ハリファイバージャンプに警告して連パンで勝ち。

2本目、相手先選択。手札下振れてがら空きエンドだったのでキャンディナマンジュマンジュマンジュで勝ち。

 

トナメ二回戦 剛鬼 後×〇〇

横で見てて剛鬼だと判明してたのでサイコロ負けて絶望。

1本目、ベイブレード数学者とかいう鬼ムーヴで相手スタート。イルカの変質者に手札の魔法罠5枚検閲されて恥ずかしかったです。負け。

2本目、さすがに先選択。妨害が誘発リンカネ通告みたいなしょっぱい感じでおしめえだ…と思いながらもじわりじわりライフ削って長期戦の末なんとか勝ち。ここで時間切れEDへ。

3本目、"EDは基本的に後手を選ぶ"と"剛鬼は後手が弱い"の二つの判断基準がケンカしてサイチェンめちゃ迷うも、どのみち神はリスク高すぎて入れられないのでボーダーだけ入れてあとは後手寄せ。祈り通じて対面先選択。γとヴェーラーがいる!!!!!!!!!!

落とされたたんぽぽにγ当て、手札から湧いた俊足👟で組まれたインヴォーカーにヴェ当ててどうにか停止。当てどころめっちゃ迷いましたがハンドリソースを増やされかねない選択肢を断つ方向性で撃ちました。殴ってライフ差つけて勝ち。

 

準決勝 閃刀姫 先××

3回戦で当たった方との再戦。2本とも上手く立ち回れずプランの甘さを痛感しつつ負け。はっち権利が3位以上と聞いていたので負けたくないと気持ちを新たに3決へ。

 

3位決定戦 サブテラー 後〇×〇

以前にチーム組んでくれた方とここにきて対面。会場でどっかで当たるかもですね~と雑談してたりしましたがまさかここで…という感もありつつ凄く楽しかったです。

1本目、サイコロ落として先譲るも相手初動事故。ビートしてしっかり勝ち。

2本目、初動導師決戦の構えに屈する。マジで強い。

勝敗かかった3本目、やはりここでも後手選択。1枚多く引ける強み、パンクラのパワー、ステージの性能を考えればこれ以外の選択肢はありません。

試合は比較的有利に展開。相手の未確定ながら不審な裏守備に、前のターンから広げていたリンク3-1-1を念のため1ずつに分解してスリーバーストで殴ったところ2枚目の導師でドンピシャ。これで決定的な差がついて勝ち。

3本通じて強金と罠の撃ち合い、陰キャビートミラーの楽しい瞬間の一つです。

 

そんな感じで上述の通り6-2の3位でした。

しっかりプランを組み込んだ魔術師や剛鬼に勝てたものの、一方でケアに甘さがあった閃刀姫相手には1-2しているので、遊戯王は本当に70枚全体でのプランがモノを言うんだなと改めてわからされました。本当に勉強になりました。あとサンドラ踏んでサイコロ負けたらマジで無理だったので良くなかったなと。

 

来期はさすがに展開系どうにかしてほしいのでFWDゴブリンたんぽぽらの投獄を所望しますが、どれが飛んでもトリックスターの勝ち筋が一つ消えるので悩ましいです。その辺は改訂出たらまたじっくり考えたいですね。

 

余談ですが、CSの帰りに電車でわりといい感じの蟲惑魔新規の情報を見てテンションが天井にタッチしました。思い入れのあるテーマだしかわいくて顔が良くて萌え萌えなので最高。

今日は最近始めたヴァイスシュヴァルツのイベントでとにかく顔が良いパスパレデッキ使って魂の1-4してきました。顔が良いキャラクターデッキ以外握る意味ないので来期もそういうデッキで頑張ります。ありがとうございました。何かあればリプなり質問箱まで!